2019年の振り返りと2020年について

年が明ける頃に書かなければならなかったことを、今更書きます・・・ごめんなさい。


2019年、みなさまand CURRYの活動にご興味をお持ちいただき、本当にありがとうございました。前半は『スパイスでおいしくなるand CURRYのカレーレッスン』の制作に明け暮れておりました。撮影は本当に大変であまり記憶がありません笑。でも版元の立東舎さんや制作スタッフのみなさんのおかげで、本当に自分が伝えたかったことが存分に入れ込めた、愛着のある本になりました。みなさんのおうちで活躍していますでしょうか?作ったよ!の声も届いていて、本当に嬉しいです。ありがとうございます^^もしよかったら #カレーレッスンやってみた というタグをつけてください!拝見したいです〜。


本以外の前半の思い出は、奈良や大分や大阪などにお邪魔してカレーを作らせてもらったり、銀座のキッチンカーや、韓国での買い付けをしたことでしょうか。たくさん移動して、その隙間に校正作業したり、とっても充実しておりました。


そして後半に差し掛かる頃にぎっくり腰になり、妊娠がわかりました。不妊治療をしていたので、半信半疑でいつも赤ちゃんがお腹の中にいてくれるのか不安を抱きつつも、いただいたお仕事をしっかりこなしたい、だけどつわりでしんどくて動けない・・・というスパイラルを繰り返していました。スパイスの匂い、特にカルダモンとシナモンの甘い香りがだめで、涙目になりながら、休憩を多く挟んで、カレー作りに勤しむ日々。食べられるのはすいかくらいで、食いしん坊のわたしには本当に辛い時間でした。9月ごろからはつわりも収まりましたが、体は以前のように言うことを聞いてくれません。お腹も大きくなっていくし、疲れやすいし、ちょっと食べただけでめっちゃ太るし・・・(でも甘いものやめられないし)。もう思い出したくないくらい辛かったつわりですが、いろんな人の協力をいただき、グロッキーな状態でもやりたいと思った仕事をやり遂げられることができました。感謝します。


ラフォーレでのイベントや、カレーおじさんことアキノリさんのイベント、そして高知や木更津への遠征なんかもあり、赤ちゃんには生まれる前からせわしなくさせてしまったけど、なんとか今、出産手前まできています。12月、キッチンにたくさんお客様が来てくださって、出産頑張ってねとお守りをくださったり、温かい言葉をかけてくださったり、とてもとても嬉しかったです。キッチンを開いて大変なこともたくさんあったけれど、たくさんの方がカレーを食べるためにこの場所に来てくださることが、何よりもわたしの心のよりどころになっています。


2020年4月ごろまでキッチンをお休みすると決めて、年内無事に走り抜けられ、のんびりとお正月を過ごしました。そして通院と残っていた事務作業や大掃除を終え、今これを書いています。キッチンにはほぼ毎日行っていますが、やはりみなさんのいないキッチンはなんだか寂しい。復活するまで覚えていてもらえるか不安に駆られる時ももちろんあるし、新しいカレー屋さんもたくさんできて、カレー界隈の人たちが活躍しているのを見ると焦る気持ちもあったりします。4月に本当に復活できるのだろうか?という現実的な問題も。それらひっくるめて今は受け止めて、カレー食べ歩きを再燃させたり、最近はスパイスを入れないという制約のもと料理をしてみたり、いろんな料理教室に行ったり、買ったのに開いてなかったレシピ本を端から作っていったりしています。


さて。復活後やりたいことがもりもりと頭に湧いて来ています。野菜と野菜カレーの研究ももっとしたいし、皆さんにもつくってもらいたい。農家さんのところや窯元さんのところにも行きたい。日本のいろんなところで、カレーをつくりたい。そしてわたしの作ったカレーを通してちょっとだけ誰かの生活が豊かになるような活動を今年もやっていきたいと思います。企画ができあがってるものもあるので、お楽しみに^^


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それでは少しの間お休みしてまいります。

みなさま次お会いする時までどうかお元気で!




追伸:

不妊治療をしていた、と以前HPに書いたら、たくさんの方から声をかけてもらいました。自分も治療をしていた、家族が治療している、などなど。わたし自身、治療期間の長さに心が折れてしまい、途中、子どものいる友だちと距離を置いたり、子どもができたことを喜んであげられなかったり、励ましてくれているだろう人の言葉の端々に傷ついたり。そんな自分が嫌でたまらなかったし、理解されないだろうと孤独でした。無論、誰かの気持ちなんてその人にしかわかりません。立場も環境も受け取り方もすべて違うから。理解しようというほうがおこがましいのかもしれない。だけど、治療をある年月経験した人からの、「少しだけかもしれないけど、わかるよその気持ち」という言葉だけでも救われるときがあるような気がしてるんです。なので、もし孤独を感じていたり、心がぎゅーってなったりして、ふとわたしのことを思い出してくださったのなら、いつでもご連絡ください。医療関係者ではないし、具体的なアドバイスはできないけれど、ほんの少しだけ寄り添うことができるかもしれません。