ロールキャベツ

ロールキャベツという食べ物はとても幸せな響きを持っている。昨日キッチンの片付けが早く終わったのでラストオーダー22時の東松原CHERRYに駆け込んだ。お酒をやめているので、ノンアルで恐縮だが少しでも雰囲気を味わいたくてペリエにした。さつまいもの冷製スープとロールキャベツをオーダー。

疲れている時こそ、きちんとしたものが食べたい。疲れているから自分で料理も後片付けもしたくない!なのでこのようなお店が徒歩圏内にあることはありがたいことなのでございます。

大ぶりなかたまりがふたつ、わたしの眼の前に置かれた。良い香り。ナイフとフォークでそっと切り目を入れると、ほろほろする感じがもう伝わって来る。一口頬張ると程よい酸味が広がり、くーーーっと唸ってしまった。美味しいですとシェフの今井さんに何回も伝えた。今日頑張ってよかったなと思える瞬間。わたしはこの瞬間を今日来てくださったどのくらいのお客様に提供できただろうか。ロールキャベツと同様、わたしのカレーも誰かにとって幸せな響きを持てていたらいいのだが。