バンコクへ行った話①〜渡航前/Gaggan予約編

1/12~16までバンコクへ行ってきました。

あまりにも内容の濃い旅立ったので、

レポートを・・・と思い書かせていただきます。




バンコク行きを思い立ったきっかけ


ナイル善己さんのインドツアーが今年最後、ということで、

わたしも参加しようと意気込んでいたのですが、

出発日とイベントが重なってしまい断念。

でもカレーを勉強しにどこか海外に行きたい・・・という気持ちがぬぐえず、

去年行けなかったスリランカ旅を企てていました。


そんな11月のある日。

最近お世話になっているTさんに連れられ、

表参道のブランジェリーでとある人を紹介してもらうことに。

海外の有名ブランジェリーの方なので、

英語話せる雰囲気満載のサバサバかっこいいお姉さまをご紹介いただき、

いろんなお話をさせてもらった流れで「もっといろんなカレーを勉強したくて・・・」という私の一言に、Tさんが反応。

お姉さまと一緒にバンコクにあるアジアナンバーワンのモダンインディアン*1のレストランがある、

と半端ない熱量で教えてくださったのでした。

バンコクにモダンインディアン?

しかも伝説のレストラン、エルブジ*2出身のシェフ?

さらにアジアナンバーワンの栄冠を何年も連続で獲得しているなんて。


次の瞬間、わたしは旅の行き先をスリランカからタイに変えていました。


そもそも。

わたしはインド料理、スリランカ料理がすごく好きだけど、

そのものをやりたいという気持ちはなくって。(素晴らしいシェフがいすぎて自信がない)

もっと意外な組み合わせ、発見、驚きを、

カレーというくくりの中でやっていきたい、という想いが強いのに、

今、わたしはスリランカに行くべきなのだろうか?と考えていた。

だからタイ・バンコクでアジアナンバーワンのモダンインディアンを体験できるのであれば、

それがベストなのではないかとしっくりきてしまったのです。


Gagganというお店に行きたい、

そのためにバンコクへ行こうと思ったものの、

海外のレストランの予約なんてしたことない!

しかも全然予約が取れないというではありませんか!

Tさんにお願いし、かつてGagganに行ったことにある方に予約方法や注意点をお伺いしてもらうことになりました。


その後、TDさんも加わり、

三軒茶屋と下北沢の間にあるサーモンアンドトラウトさんへ食事に。

シェフとおしゃべりしながら食事をしていると、

今度バンコクの80/20というレストランとコラボするという話を耳に。

またバンコクかいな!

しかも日本の新進気鋭のシェフとコラボするレストランなんて、

それだけで興味がわく80/20。

しかも80%タイの食材を使い、20%は別の国のものを使うというこだわりもおもしろい。

スタッフの方にバンコクでオススメのレストランをさらにお伺いし、

わたしのバンコク熱は高まったのでした。



難航した予約成立までの道のり


後日、Tさんから、

Gagganは普通にHPから予約すればいいらしいぞ、と連絡が。

ふむふむ、HPを開き、

Reservationから必要事項を記入し、一番最短で予約のできる1/13を候補日とし、

リクエストを送信。

送信日は11月半ばだったので、2ヶ月先まで予約が埋まっていることとなる。

予約取れるかなぁ・・・ドキドキ・・・


しかし。

リクエストの返事を待てど暮らせど、こない・・・。

1週間がすぎた頃、しびれを切らし、

商社勤務で英語ぺらぺらの知人の旦那さまにお願いし、

お店に電話していただいた。

すると・・・12日は満席なので連絡しなかったと・・・

まじかよ!!

なんでだよ!!

と、思いながらも、最短で空いている日を聞いてもらい、

1/14の夜で仮予約となりその後の連絡はメールで、という状況になった。


きちんとメールが来ており、

英語で返信。(わたし、あんまり喋れないけどメールくらいは送れるんです。)

予約確定のためにクレジットカードの情報を前もって送らねばならず、

そちらも完了。


ふーーーー!!

予約取れた!!感動!!


そしてそこから飛行機のチケットを取り、

ホテルを予約し、

他のレストランを物色するという一連の旅行計画を立てて行ったのであります。

そう、あくまでもGagganがメイン。

Gagganに行くためにわたしはバンコクに行く。

高まる・・・!



しかし、さらに試練はあったのです・・・。

年末年始を過ごし、渡航1週間前に迫った日。

Gagganからメールが・・・。


Greetings! We are sorry to inform you that your reservation is voided since you didn't provide CC details in order to confirm it. Best regards, 


クレジットカード情報を送ってくれなかったので、

あなたの予約は残念ながらキャンセルしましたよ〜・・・って


えええええええええ!!

送ったし!!送ったもん!!!

わたしは送信トレイから該当メールを見つけ、

"I sent you this mail!!"

と一言だけ付け足し送信。

Gagganに行くためにバンコクへ発つのに・・・

キャンセルになったらどうしよう・・・

と不安を隠せず、これまた英語のできるお友達に電話とメールをしてもらいました。

電話先では「OK、わかったわかった、はいはい予約できてますよー」という、

わたしの不安の斜め上を行く回答だったそうな。

一応電話の後に、メールでも確約は取れたものの、ちょっとした不安を抱え、

わたしは飛行機に乗ったのでした。


つづく。



モダンインディアン*1

インド料理の最先端。ロンドンにそのジャンルの店が多い。


エルブジ*2

スペインにあったレストラン。料理を分子レベルまで研究し、

類を見ない調理法で提供する世界一予約の取れない伝説のお店。