唐辛子を探す弾丸ソウル一泊2日の旅


有言実行。
これはわたしの座右の銘だ。
言ったら行動に移す。言葉だけではふわふわしてしまう。きちんと着地させるには実行が必要だ。

最近作るたびに辛くなるハリッサ。
もっと旨味と辛味のバランスを良くするためにはどうすればいいのだ、と調査した結果、
韓国産の唐辛子を使うのが良いのではないかと考え、ソウル行きを決定。どうせならいろんなものをたくさん食べたいので、妹に付き合ってもらった。
事前の下調べが時間の都合であまりできないため、ミナさんという韓国通の方に旅の目的を伝え、おすすめをお伺いしておいた。
出発はちょっとゆっくり目に、12時成田発の飛行機で。

ソウルは近いとは言え、家を出るのは8時すぎ、ソウルに着くのは15時半ごろなので、大移動である。
妹は大阪からなので、仁川国際空港の入国ゲートを出たあたりで待ち合わせをした。そして電車でいざソウルへ。
そうそう。ソウル市内でも電車に乗るのなら、Tmoneyカードを買うと便利です。(空港リムジンバスでも使える)仁川の駅改札前にも大きな自動販売機でカードが買えます。シンプルなもの、LINEのキャラクターものと二種類あり、わたしはかわゆいのでLINEの方を選びました。


買ってから、別の機械でチャージをして、改札を通ります。機械操作は日本語が出てくるのですいすい。
およそ1時間くらいかけて、ソウル市内へ。


今回の宿泊先はソウル駅と明洞駅の間にある、ティーマークグランドホテルにしました。南大門市場の真ん前です。空港行きバスの乗り場も目の前で、スタッフさんの対応も良く快適でした。
ソウル駅からホテルまで歩いて行くことにしましたが、途中でおなかがすき、ソウル1食目に寄り道!
1食目はソウル路テラスにあるサムペクチ(三百家)。



各地に何店舗もあるお店。シャキシャキのもやしがたっぷり入ったスープにコチュジャンとアミ(小エビの塩辛的なもの)をお好みで溶きながら食べます。優しいけどピリッとしててうまー。1食目にこれを食べていい感じで胃が開きました。


ホテルに荷物を置き、明洞から市庁らへんをずらっと散歩。途中、ワッフルを食べにBEANS BINSに寄りました。メニューによってはワッフルがハーフサイズになるんですけど、これ一個食べたらお腹いっぱいになり、そこで試合終了になるほど、ボリュームあります。わたしは夜ご飯のために妹と期間限定のマスカットワッフルのハーフを半分こ。



その後屋台に目をひかれながらも、本日の夕食の場所へ。

市庁駅から歩いて7分くらいのところにあるサムソンパルガンヤンニョムスップルクイというお店。焼肉たべたかったんです。



丸い豚肉に赤いタレがからんでるメニューが定番らしいのですが、シンプルな塩焼きの豚肉もおいしかった。エゴマの葉っぱにお肉を乗せて、ネギの細切りをたっぷり入れて甘辛いソースで食べる。くーっ、ビールに合うーーー!キムチも酸味があっておいしい。なぞの味噌汁は…だけど、韓国のごはん食べたぞ!と堪能しました。その後は、明日に備えて大人しくホテルへ帰りました。

普通だったら東大門あたりでショッピング、とかなんでしょうけど、and CURRYのストイックな旅にそんな工程はない…。初ソウルの妹には申し訳ないけど、仕方あるまい。

部屋に帰る前にコンビニでお茶を買ったのがこれ。なんのお茶かわかりますか?



なんとカカオのお茶なんです。
飲むとほんのりチョコレートの香りがする不思議なお茶。慣れるとハマる味。

さて話は今回のハイライト、唐辛子探しへ突入します。
朝、ホテルをチェックアウトしたわたしたちが向かったのは祭基洞という駅。

ここから歩いて3分くらいのところに目的地である薬令市場、京東市場があります。



ここは唐辛子、そして漢方薬の材料になる物で溢れた市場。ほぼ英語が通じません。妹がGoogle翻訳を駆使して、コミュニケーションが取れた感じです。ソウルは大都市だし、英語通じるし、飛行機で東京から2時間半だし、海外に来たって感じがあまりしなかったんです。けど、電車で少し来たこの市場は異国感満載。このコミュニケーションの難しい感じ、もどかしさを乗り越えて、現地の人と笑いあったり新しいことを体験するのが旅の醍醐味かもしれない。つづく。