How about "alternative curry"?その2・w/カラミちゃん

and CURRYの目指す、オルタナティヴなカレーってどんなの?

紐解いていくために、カレーな人たちと対談をして、

その内容を記載しています。


前回から引き続き、対談相手はカラミちゃん

今回は思いついたアイディアをレシピに起こすことについて話をしています。

よかったらご覧ください。


<レシピに起こす編 >

▲左:ゆきな 右:カラミちゃん 


ーなんでもカレーにしたくなる

か:こないだ小田原物産展で玉ねぎの厚揚げみたいなのを買ったんだよね。ほとんどスライスの、甘いたまねぎが混じってて。それがね、揚げたてがすごい美味しかったの。でも味に飽きて、ちょっとカレーのスパイスをまぶして、マヨネーズを乗せて焼いて食べたら美味しかったのね。 


ゆ:美味しそう。


か:こういう食べ物って、とりあえずカレー入れたら美味しそうって思ったらやりたくなる笑 


ゆ:やりたくなる!やりたくなる笑


か:加工品とかでも何でもやりたくなる。 


ゆ:うん、やりたくなる。良いツナ缶を、結婚式の引き出物で貰って、ツナ缶でカレー作りたいなって、まだ構想段階なんだけど思ってて。で、豆苗とツナ缶とかの組み合わせとかで、ドライな感じのカレーにしても美味しそうだなとか。ご飯めっちゃ進む感じにしたい!


か:缶詰めがあればとりあえず何もないって時でも。 


ゆ:うん、できる。


か:作れるもんねーカレーは。


ー適当にやるところ、それがカレーの面白いところ

ゆ:しかも手軽で簡単にできるから。あ、そういうレシピを公開して、皆に作ってもらうのもいいかもしれない、かな。 


か:けっこうレシピにさ、起こすのが大変なんだよねー。 


ゆ:そう!レシピに起こすのが大変。何か、適当にやっていることを皆にわかりやすく文字にするのが・・・ 


か:そうそうそうそう!イメージだからね。野菜の個体で量も味も違うじゃない?それがね、人に伝えるにはどうすべきかと思うよね。音って音しかないしさ。シャキシャキとかさ、ペッタリとか、イメージでしかないわけだもんねー。


ゆ:うん。イメージでしかない。自分のレシピとかでも後から見返して、バカじゃないの?!と思うけど、「ここでこれをワァーってやる」って書いてて、自分でもよく分かんなくなる笑  


か:はははは。表現が難しいんだよね。あと強火でって、ウチの強火と 


ゆ:ウチの強火は 


ゆ・か:違うよねーって笑 


ゆ:そういうのがあるから、ねー、難しいけど。 皆に分かるようにレシピで伝えるっていうのは難しいから、私はブログで公開する時は、レシピじゃなくてゆるっとレシピメモっていうタイトルにして、ちょっと申し訳ないけど、汎用性を持たせて書いてる。適当にやってほしいところは適当にやってもらう。でもその適当にやるところが多分カレーの面白いところだから。  


か:うんうん本当だね、そうだそうだ。全部この通りにやらないとできないのかって思うような書き方をされると、不安になる人もいるし。


ゆ:そうそうそう。美味しくできなかったら嫌だから、1gも間違えたくないって人もいるよね。「自分の納得するまで塩を入れる、入れすぎ注意だけど!」って書いてくれている方が逆に親切かも。 


か:ある程度の素材と分量・・・分量は1回作ってみれば分かるんだけど。いやいや、これは入れすぎだろって量は明らかに分かるし。  


ゆ:そうそう、明らかに分かる!そしてそれは人によって違うよね。おかずの残りや家にあるものがちょっとしたカレーになる!っていうすぐにチャレンジしたくなるレシピ、あげていくのも楽しいだろうな。


か:うん!  


*次回は和素材を使ったカレーの開拓者といっても過言ではないあの方とお話しさせていただく予定です。

乞うご期待!