ももこ

わたちももこ。

記事一覧(91)

20181027

毎日が文化祭前日のようだ、と思う。明日のキッチン開放日に向けて準備をしていると、いつも夜が深くなってしまう。ドキドキする。起きれるかな、美味しいカレーが作れるだろうか。お客様来てくれるかなと。昨日はクックパッドスタジオさんで初めて、オンラインとオフライン同時のカレーレッスンを行った。これもまたドキドキの目白押し。このイベントについてはまた別途記事を書こうと思うのでさておき。毎日が文化祭前日のようだ、という文句はどこかで誰かが言っていたような気がする。頭を巡らしてみると、就職活動のときに見た何処かの会社のパンフレットがよぎった。このパンフレットというものは、さながら情熱大陸のように心に火をつけ、この会社おもしろそうだという気持ちをむくむくと掻き立てる。ここで働きたい!と就職試験をかいくぐり、入社。しかしながらいざ働いてみると、「文化祭」という言葉が孕んでいるワクワク感は消え、思っていた以上の疲労と、自分こんなにできないのだ、という落ち込みが脳内の大半を占めてしまう。それがいま。わたしは本当に文化祭前日を毎日やっている。正直、体は結構しんどいし、芯から疲れているようだ。睡眠時間も足りていない。今もこの文章を書きながら船を漕いでいる。だけど好きなことだから自然と体が動く。カレーのこと、もっと突き詰めたい。それをたくさんの人と分かち合いたい。いろんなことが波のように押し寄せてくるけれど、ひとつひとつ、不恰好にばたつきながらも乗り越えていく。溺れそうになったら助けてくれる人がいる。頑張れと声をかけてくれる人がいる。行く先を照らしてくれる灯台も、はるか前方を軽やかに泳ぐ先輩もいる。さぁ、目前に迫った明日の文化祭を最高の宴にするために、そろそろ寝るとしますかね。

20181019

祖母の七回忌のため、淡路島に帰る。淡路島に帰るためには、東京から新幹線に乗り、大阪の実家へ。そこから車で2時間ほど走り、淡路島の南、吹上という場所へ向かう。せっかく大阪へ行くのだから、前乗りしてカレーを食べたいなとあらかじめ友達を誘っていたのだが、仕事が終わらずギリギリに向かう羽目になった。そして品川駅からいざ新幹線に乗り込もうとした時に事件は起きたのだ。姫路での人身事故。新幹線に乗るまでも時間がかかったし、乗ってからも先を走る新幹線で線路が混み合い、停車しながらの走行だった。2時間半でつくところを実に7時間ほどかけて大阪に到着した。疲れた。なぜよりによってこんな日に・・・。落胆の気持ちが頭をかすめるし、イライラで実家の家族に八つ当たりしたり、体はしんどいしでマイナスの感情がふつふつと湧いて来る。なぜ多くの人に迷惑をかける死に方を選ぶのかとか、なぜ新幹線なのかとか、もやもやと考えてしまうけれど、それ以前にひとつの命が亡くなったのだということにはたと気付いた。自殺の経緯もその人の暮らしも性格も何も知らないけれど、死のうと思ってその人は死んだ。人生を自ら終わらせた。その人は苦しみながら生きていたのだろうか。死んで楽になったのだろうか。どんな気持ちで線路に立ち入ったのだろうか。自殺をしたという事実はひとつだけれど、背景にある幾重にも重なった澱を少しだけ見つめた。